こんにちは!

尼崎市武庫之荘東で放課後等デイサービス(児童デイサービス)『MUK‐むっく-』(06-7710-1276)を運営している MUK‐むっく- スタッフの山森です(*’’*)

 

 

MUK‐むっく- は、尼崎市・伊丹市住在で「支援学級」や「特別支援学校」等に通学中の小学生・中学生・高校生の方を対象にしています。

精神保健福祉士・社会福祉士・介護福祉士・作業療法士・理学療法士・障害福祉サービス経験者等が、地域に根ざした社会性を身につけられるよう支援しており、運動(うんどう)・わーく(学習(がくしゅう)サポート、宿題(しゅくだい)支援、作業療法)・体験学習(がくしゅう)等を行なっています。

そして、成功体験を積み重ねながら生きる力を育めるよう、日々のサポートを行なっています。

 

 

今回は『科学実験』の様子をご紹介します♪

 

 

月一回の定番となった科学実験のプログラム。

今回は『液体?個体?ダイラタンシー作り』を行ないました。

 

 

ダイラタンシーというものは水と片栗粉を混ぜて作る不思議な物体です。

 

 

「今日はダイラタンシーについて実験したいと思います。みんな、ダイラタンシーって知ってる?」

「わかんない~」

「なんかベトベトしたやつじゃない?」

「ドロドロしてて、乗って走り続けると沈まないやつでしょ?」

「正解!ダイラタンシーは外から加わる力によって固体のようになったり、液体のようになったりするもののことを言うよ。簡単に言うとぎゅっと握ったり、力をかけたりすると固まって、何もせずにいるとドロドロ溶けるものがダイラタンシー!」

「へー!」

「難しい!」

「結局ドロドロってことだね」

 

 

「じゃあ、液体と固体はどんなものかわかるかな?」

「液体はジュース!」

「水!」

「固体は氷!」

「固体はこの辺のやつ!触れるやつ!」

「すごいね!みんな正解!液体とは水や油のように自由に流動や圧縮してもほとんど体積が変わらないもののことを言うよ。固体は一定の形と体積を保ち、外から加えられる力に抵抗する性質を持っているものを言うよ。」

「ダイラタンシーはどっち?」

「ダイラタンシーは液体、固体の両方の性質を持った不思議な流体です!」

「なんで?」

「実験が終わったら説明するね!笑」

 

 

「最後の質問!固体は液体に、液体は固体に変化することがあると思う?」

「ある!」

「水が氷になって氷が溶けると水になる!」

「そう!正解!!氷が水、水が氷になるように変化することがあります。では、ここまで話したところで実験を始めよう!」

「待ってました!」

「やっとか!」

「早くやろ!!!!!」

 

 

 

 

水と片栗粉を同量混ぜ、ダイラタンシーを作ります。

 

 

「ドロドロ気持ち悪い~」

「ぎゅっとしてないと垂れてくる…手がベトベトになった…」

「ずっと握り続けると手につかない!見て!」

「触りたくない~」

 

 

お子さまによって反応は様々です。

 

 

「では、ダイラタンシーがなぜ力を入れると固体、力を入れないと液体になるのか説明するよ!」

 

 

 

 

「片栗粉はデンプンという粉でできているんだ。力を加えていない状態ではデンプンの粒のまわりに水がついている状態で、湿った状態になっている。」

「つまり液体ってこと?」

「そう!表面には水があって液体になってるよ。」

「ふーん。」

 

 

 

 

「そして、握ったり叩いたりして力を加えると…粒がぎゅっとなってその隙間に水が移動し、表面は乾いた状態になるんだ!」

 

 

 

 

「力を入れることによって片栗粉の粉部分が外に出てきてるんだね!」

「そういうこと!ちなみに小麦粉はできると思う?」

「同じ粉だから出来ると思う!」

「賛成!出来ると思う!」

 

 

「正解は…できません!」

「なんで~!」

「実は小麦粉は粒の形がバラバラで均等に水分が付かないんだ。片栗粉は図のようにまん丸で均一の粒だから均等に力が入ってダイラタンシーができる!ちなみにコーンスターチっていう粉は片栗粉と同じで粒の形が均一だからできるんだよ」

「じゃあもし家で作りたかったら片栗粉かコーンスターチを買えばいいんだね!」

「そういうこと!」

 

 

「難しいけどなんとなくわかった!」

「よく分からんけど不思議な触り心地で気持ちいい~」

 

 

「最後はダイラタンシーを風船に入れてみよう!」

 

 

 

 

 

 

「握りやすい!」

「気持ちいい!」

「優しく触ると柔らかいけどぎゅっと握ると固くなるね!」

「不思議で面白いから風船を持って帰ってお母さんに教えてあげる!」

 

 

科学実験では「先を予測する力」「観察する力」「検証する力」を伸ばすことを目的に行なっています。

先を予測する力は、正解かどうかということより自分ならどう考えるか、自分の持っている知識を組み立てて考えることです。

観察する力は物事を観察することで結果を知り、理解することです。

検証する力は「どうしてこうなるんだろう?」「こうやったらどうなるだろう?」と予想・結果を照らし合わせて答えを導き出す力です。その後の興味や関心も高まっていきます。

 

 

 

まだ理科の授業が始まっていない低学年のお子さまでも面白い!と興味を持ってくれるような実験にこれからも取り組んでいきたいと思います。

楽しみにしていてくださいね!!

 

 

MUK‐むっく- からでした。

 

 

MUK‐むっく- では、科学実験、エアトランポリン、縄跳びなどの運動やSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)などを行なったり、博物館や公園などの外出などを行ないながら、お友だちと関わりながら社会のルールや生活スキル、ソーシャルスキルを学べるようサポートしています!!!また、成功体験を積み、できることや好きなことを伸ばし、苦手なことや嫌いなことにもチャレンジしようという気持ちを育んでいけるよう日々取り組んでいます!!!

 

尼崎市、伊丹市で放課後等デイサービス(児童デイサービス)をお探しの方は、ぜひ、尼崎市武庫之荘東にある放課後等デイサービス(児童デイサービス)『MUK‐むっく-』で、無料相談会・無料体験会を実施しております。ご相談、体験予約等のご連絡等はMUK‐むっく-(06-7710-1276)またはお問合せフォームからお問合せください。

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